ミーハー女子3人がリモートランチをやってみた

 仕事でやっているリモートランチを、プライベートでかつ女子ランチに適応してみたくなったので、実際にやってみました。

結論としては、距離が離れている友人と気軽にランチができ、かつ

「近未来的で(現代でもやっているがそこは一旦置いておこう)

イケてるキャリアウーマンごっこがしたい!」

というオーダーを実現できました。

いつまでも、箸も転がっても笑う様な私たちには新鮮でいい事づくし!

そこで、リモートランチに至るまで、そしていざランチをしてみてどうだったか、ログを残してみます。

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そもそもリモートランチとは?

私が会社で在籍しているチームは、メンバーが東京と福岡に在籍しています。

そのため、隔週でテレビ会議システムを使ったリモートランチを実施しています。

しょっちゅう出張に行く訳にもいかないし、

ミーティング以外の場でざっくばらんにはなせる機会を増やそうという目論見です。*1

ランチは各自持ち寄りで、家からお弁当を持ってきたり、コンビニで買ってきたり、持ち運びさえできれば特に制約は設けていません。

モートランチが始まった当初は、「どういう雰囲気でやるのか?」「話題は出るのか?」など、正直不安もありました。

けれども、いざやってみると話のネタは尽きず*2毎回惜しまれながらテレビ越しの同僚に手を振ってランチを終了しています。

時々、他チームの方をゲストとして呼んだり、マンネリ化しない工夫もされています。 

ことの発端

私は仙台出身で、地元で就職している友人が結構います。

今回「久しぶりに会いたいね〜!」と盛り上がった友人2人も仙台在住です。

しかし、年末年始は会えるか怪しいという事もあり、リモートランチを提案したのでした。

友人2人は、「何そのスカイプランチとかいうおシャレなやつは!」と前のめりな反応をしてくれて、晴れて実施が決まりました。*3

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軽い提案のつもりが、ハイテンションな反応が返ってきた

いざ準備

準備段階で2つの問題が浮上しました。

どのツールを使うのか

今回は、ZoomかSkypeの2つを提案をし、最終的にSkypeを使う事が決まりました。

同僚とのリモートランチはZoomを使用していて、使い勝手の良さから候補に上げました。

しかし、今回は友人がZoomは使ったことが無く、Skypeの方が馴染みがあるという事で、Skypeを使う事になりました。

みんなが使い慣れているツールを使うのが1番いいよね!

「私のアカウントなんだっけ?」問題

さて、ツールが決まったのですが次に起きたのが「私のアカウント名なんだっけ?」問題。

今回は、学生時代のログを辿って、「もしかしてこのアカウントじゃない?」と相互に確認出来たので、あまり慌てずに対応できました。

誰しも久しぶりにログイン時は忘れてしまいがちなので、事前にログイン可否をした方が安心です。

全員のアカウントが確認出来たら、当日用のグループも作成しておくと尚良いでしょう。

グループ名は、可愛い/面白いネーミングにすると当日までワクワク感を持続できるのでオススメです。

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更に、テキストメッセージや絵文字を送って簡単に操作感を思い出したり、音声/マイクチェックまで出来ると完璧ですね! 

今回の参加者

ツールの決定と、各自のアカウント確認、グループ作成までが整いました。

このタイミングで、「ランチだし、キャリアウーマン風に会議っぽくっやってみたい!」という声があがりました。

ふむふむ、なるほど。新しい...!

"キャリアウーマン風"と、"会議っぽく"の受入基準に何が含まれれいるのかが気になる所ですが、場所を選ばずに出来るは大事な要素だと考えました。

そして、"会議っぽく"アジェンダを用意してランチに臨むことになりました。

参加者と事前に持ち寄ったトピック

全員のライフステージは違いますが、「だからこそ出来る助言とかあるのでは?」ということで上がったのがこちら。

  • Rちゃん (転職活動中)@仙台: ガチな人生相談がしたい
  • Sちゃん (産休中)@仙台: お腹のベビちゃんのノロケ話 
  • 私 (四六時中)@東京: フルマラソンに出場するか辞退するか

仕事とは異なるトピックが並んで、それはそれで面白いです。 

待ちに待ったリモートランチ開始!

友人二人はスマホ、私はPCから接続をしました。

Skypeグループは事前に作成していたので、

あとはログインして全員が参加するのを待つのみ。

接続や音声の鮮明さに問題はありませんでした。

友人2人は、スマホからビデオをオンにするのが初めてで、最初は恥ずかしそうでした。

いざ、接続すると「わ〜!」「なにこれ面白い〜!!」という歓声と、笑いが起こり

幸先の良いスタートを切ることができました。

私以外はランチを済ませて参加していたようで、そこは恐縮でした。。

実際にやってみて

事前に挙げていたトピックや近況報告の他に、実際にやってみて面白かった事をまとめます。

字幕モードが面白い

字幕モードは、今回初めて知った機能でした。

誤変換を眺めて盛り上がっていたので、

アイスブレイクとして試してみるのも良いかもしれません。 

 全員の聞き間違いが面白い

字幕モードの誤変換で盛り上がりましたが、

女子の聞きまつがいもなかなかなもの。

それぞれの状況を表している様で盛り上がった一幕でした。

Sちゃん@産休中: 皆さんお元気にしてるんですか?
 ー 私(四六時中)@東京: うん、師走な感じ
 ー Sちゃん(産休中)@仙台: え、幸せな感じ?
 ー Rちゃん(転職活動中)@仙台: え、しわ寄せな感じ?

 ねぇ、みんな人の話聞いてる?笑

 それぞれの状況が反映された聞き間違いに一同爆笑。

1人が画面から消える怪現象

突然消えたと思ったら、お化粧タイムの実況が始まりました。

Sちゃん@産休中:「あれ、画面から消えた・・・!」

 ー Rちゃん(転職活動中)@仙台:「ごめん、今ファンデーション塗っている」

 ー 私(四六時中)@東京: 「なるほど。笑」

 ー Sちゃん@産休中:「あ、今頭だけ見えた!」

 ー 私(四六時中)@東京:「ネッシーか、ツチノコみたいな」

リアルタイム実況ありがとう。笑 超絶自由で素晴らしい。

本音が出ると画面が揺れる現象

スマホで参加の場合、本音が漏れ出て頷くと漏れなく画面が揺れていました。

当初は、何が起きたか困惑しましたが"激しく同意する"を体現していたんですね・・・!

 

笑ってばかりで会話が成立していない時もありましたが、自由な雰囲気が心地よかったです。

メリットと応用例

今回感じたメリットと応用可能なシーンを考えてみました。

メリット

  • 直接会うには劣るが、テキストメッセージより圧倒的な親密感
  • 移動がない、物理的な距離を気にしなくていい
  • それぞれの現状が垣間見えるのは新鮮 (人によってはデメリットになりうる)
  • お店探しをしなくていい
  • 混んでいるお店で待たなくていい
  • それぞれ食べたいものを食べられる

応用例

  • 妊娠中や産後、怪我、風邪、入院中、など参加者がアクティブに動きにくい状況
  • 旅行先や留学先から近況報告したい時
  • 急な台風や大雪で外出したくない、でも会いたい時

まとめ

ひょんな事から試す機会ができましたが、予想以上に楽しかったです。

次回もやる、それぞれの彼氏/夫も参加の会を開催したい、というのが全員の総意でした。

モートランチを提唱したチームメンバーと、提案に乗ってくれた友人に感謝です。

会いたい人に会いに行きたい。でも住んでいる場所などでなかなか実現できていない。

そんな方は、はじめの一歩にいかがでしょうか?

*1:同僚はリモート飲み会なるものもやっていて、それはまた別でやってみたいなぁ〜と指をくわえながら思っています

*2:過去に出た話題は、仏教、結婚観、スマートスピーカーとペットロボット(vectorとか)、他業界から見ると不思議なIT業界用語、海外在住歴が長い人向けに日本語のスラングの解説、M1グランプリの感想、ニュースアプリとフィルターバブル...など

*3:全員女子高出身で、未だ箸が転がっても笑う年頃が続いているのは予期せぬ効果だった。永遠の女子高生たちに感謝。